加湿器に関するお役立ちQ&Aシリーズ。
今回は、
ホテルの加湿器の能力
についてです。
質問:
ホテルに備え付けの加湿器を使用しましたが、空気が潤った感じがせず、逆に椅子や冷蔵庫など周囲のものが濡れてしまいました。これは正しく加湿できている状態なのでしょうか?
回答:
状況にもよりますが、椅子や冷蔵庫など周囲のものが濡れていたのであれば、室内の湿度はすでに十分か、過剰になっている可能性があります。
(外気との気温差にもよりますが)過加湿の状態では結露が起きやすく、家具や家電の表面が濡れることがあります。つまり、その状態で「湿度が変わらない」「低いまま」というのは考えにくいです。
また、椅子や冷蔵庫の近くに設置されていた場合は、蒸気が直接当たり水滴になったことも考えられますが、やはり、その状態で「湿度が変わらない」「低いまま」というのは考えにくいです。
スチーム式か、気化式・超音波式かにもよりますが、ホテルでスチーム式は使われていないはずで、気化式・超音波式だとすると、水滴が付くほどは、よっぽど湿湿(しめしめ)しているのかなとも思います。
湿度が適切とされる40%~60%の範囲にあっても、「空気が潤った感じ」が必ずしも体感できるとは限りません。そのため、体感だけで「全く加湿できていない」と判断することは難しいでしょう。
少なくとも、周囲のものが濡れているという状況からみて、「加湿が全然できていない」とは言えないはずです。
ちなみに当社の加湿器は気化式です。
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